インターネットで目にする広告の詳細を把握できるようにすることはとても重要です。毎日 3,000 万人以上の人々が、Google が提供する広告の透明性に関する情報確認と管理方法のメニューを利用しています。こうした背景を踏まえ私たちは、表示される広告をさらに詳しく確認し、ユーザー自身が管理できるより良い方法を提供できるよう、過去 5 年間以上にわたって取り組みを続けてきました。
Google 検索、YouTube、ディスプレイ で表示される広告について、迅速かつ簡単に詳細を知ることができる「広告の透明性について」を、本日より順次提供開始します。
「広告の透明性について」は、ユーザーに広告主に関するより多くの情報を提供するため、長く取り組んできたものです。
まず 2018 年には、米国などにおいて、Google のプラットフォーム上で選挙広告の掲載を希望する広告主に対して、適格性確認プロセスを完了した上で、誰が広告費を支払ったかを明確に開示するよう義務付けを開始しました(英語)。2020 年には、さらに一歩進めて、Google の広告主に対して事業内容、所在地、販売・宣伝する製品に関する情報の確認を求める広告主適格性確認(英語)プログラムを全世界で導入しました。そして昨年の秋には、マイ アド センターの提供を世界中で開始しました。これは、Google 検索、YouTube、Discover に表示された広告をその広告上から直接管理できるという、ユーザーを最優先に考えた最新の方法です。
Ads Transparency Center について
ユーザー体験を念頭に置いて設計した「広告の透明性について」では、適格性が確認されている広告主が配信するすべての広告の検索やGoogle が表示する広告に関する正しい情報にワンストップでアクセスできます。「広告の透明性について」で確認できる内容は次のとおりです。
- 広告主が過去に掲載した広告
- 特定の地域で表示された広告
- 広告が最後に掲載された日や広告フォーマット
たとえば、気になるスキンケア ブランドの広告を見ているものの、そのブランドには見覚えがないとします。または、そのブランドの他の広告を見たことがあるかどうか確認したいとします。「広告の透明性について」を使用すると、実際にサイトを訪問したり購入したりする前に、広告主について調べ、詳細を確認することができます。
「広告の透明性について」は、直接アクセスするほかに、表示される広告の横にある 3 つの点のメニューからマイ アド センターにアクセスすることもできます。この画面では、メニューが表示され、適格性が確認されている事業者かなどの広告主に関する基本情報を確認できます。またこのメニューから、広告を高く評価したり、広告表示を停止したり、Google のポリシーに違反していると思われる不適切な広告を報告することもできます。好きなブランドの広告をより多く、そうでないブランドの広告をより少なく表示するなど、広告体験をさらに細かくカスタマイズしたい場合は、マイ アド センターに直接アクセスしてください。
Google は、ユーザ保護に向けてより安全で信頼性が高く、説明責任を果たせる広告体験の実現に努めています。「広告の透明性について」では、Google で表示される広告についてより透明性の高い詳しい情報を確認することができるようになりました。ユーザーが、オンライン上のあらゆる場所で十分な情報に基づいた意思決定ができるよう、今後段階的に世界中に展開していく予定です。