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ひと昔前までパーキンソン病は中脳黒質のみの変性症と考えられていたが、現在、全身の自律神経の機能低下も併発する全身性の神経変性症と考えられている。中脳黒質ではレビー小体に含まれるαシヌクレイン(αSyn)が全身の自律神経に蓄積して自律神経症状を生じ、さらに黒質に達することで運動障害を…