メルセデスF1チームが、2月1日、ポール・リカールでのタイヤ開発テストをスタートした。ピレリは一部チームの協力の下、シーズン開始前にタイヤテストを行うことを計画している。
2023年には23戦が開催されることが決まり、シーズン中の過密スケジュールのなか、タイヤ開発テストを実施することが極めて難しいため、プレシーズン期間に何度かテストが行われることが決まった。
タイヤテストは昨年12月から実施されており、今回はメルセデスがポール・リカールでのスリックタイヤのテストを担当した。日程は2月1日と2日で、初日はジョージ・ラッセルが2022年型W13のステアリングを握った。翌日はルイス・ハミルトンが走行するものとみられる。
ピレリが昨年明らかにしたスケジュールでは、2月3日と4日にはポール・リカールでアルファタウリによりレインタイヤのテストを行い、2月7日と8日にはスペイン・ヘレスに移動し、メルセデスとアストンマーティンによりドライタイヤのテストを実施する予定となっている。
一方、マクラーレンはスペイン・バルセロナでプライベートテストを実施、ランド・ノリスが2021年型マシンMCL35Mで走行を行ったことを明らかにしている。