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若者を中心に、かつてないほど「承認」への関心が高まっている現代において、いまや他者から承認されるか否かは「死活問題」といっても過言ではありません。今や「就職」も「承認のため」に行われ、社会的評価の高い会社(職業)に回り道をせずに就職できるかどうかは、文字通り「死活問題」になるといいます。ひきこもり専門の精神科医・斎藤環氏の著書『「自傷的自己愛」の精神分析』(KADOKAWA)より一部を抜粋し、今の若者が抱え込みやすい問題について見ていきましょう。