1月30日、『TGM Grand Prix(ティージーエムグランプリ)』という新チームが、2023年の全日本スーパーフォーミュラ選手権に2台体制で参戦すると発表した。ホンダエンジンを使用することは明記されているが、その他監督やドライバーなどチーム体制についての詳細は明らかにされていない。
スーパーフォーミュラは2022年、12チーム21台が参戦していた。2023年に向けてはすでに2022年11月にトヨタ/TRDエンジン勢が11台中10台のラインアップを発表。12月に鈴鹿サーキットで行われた合同テストにはそのうち20台が参加し、その後ホンダ/M-TECエンジン勢の9台のラインアップが発表された。2023年1月には、トヨタ/TRDエンジン勢の残りの1台が決まり、20台のドライバーが確定していた。
そんななか、ホンダ/M-TECエンジン勢を使うチームとして、新たに『TGM Grand Prix』というチームがスーパーフォーミュラに参戦することになった。発表された内容は、ホンダエンジンを使用すること、2台体制、そして代表が池田和広氏ということだ。
2022年にホンダ/M-TECエンジン勢として参戦していたチームのうち、2023年の活動が発表されていなかったのがTEAM GOHで、池田代表が率いていた。TEAM GOHは鈴鹿合同テストに『TEAM TBD』として参加していたが、その後活動のアナウンスはされていなかった。この『TGM Grand Prix』は何かしらの関連がありそうだ。
監督やドライバーについては今後改めて発表されるとのことだが、誰がドライブするのか非常に気になるところだ。これで2023年のスーパーフォーミュラは22台が参加することになる。