法政(4位)は就職や年収がイマイチだった。法政大学OBの50代男性は、何かを諦めたかのような表情で語った。
「社会の歯車として安い給料でセコセコ働く人を大量に生み出している大学ではないか。かつては野球が強く、山本浩二や田淵幸一など大物プロ野球選手を輩出したが、近年は有名選手もほとんどいない。だからOBから初めて菅義偉さんが首相になった時は、久々に誇りを感じられました」
そんな法政だが、近年は変化も起きている。「かつて市ヶ谷の校舎は中核派が陣取っていたが、今は女子学生も増えてオシャレな大学に生まれ変わっている」(『大学図鑑! 』監修のオバタカズユキ氏)という指摘もあり、今後に期待したい。
社長の子女が附属校から進学する立教(3位)、芸能人が多く通う青山学院(6位)は「モテる」大学とされるが……。
他のMARCHと比べれば富裕層も目立ち、人付き合いによっては交際費が膨れ上がる。学費もやや高めで、キャンパスに設置されたクリスマスイルミネーションを見ては「学費が光っている」と嘆く学生が現れるのが冬の風物詩だ。
就職、収入についても、「経済や工学といった実学より英語や文学が中心なので、ビジネスマンとして成功する人が少ない」(前出・山内氏)というデメリットがある。モテるけど、大損しかねない大学だといえよう。
地元で得する関学・同志社
この2校と対照的なのが中央大学(10位)だ。
「新宿まで電車で1時間かかる八王子のキャンパスでは、青学や立教のように街で遊ぶことが難しい。林に囲まれた多摩でひたすら資格勉強に励み、弁護士になる人も多い」(中央卒30代女性)
遊べない環境が、就職の強さや年収を引き上げた。ただし看板の法学部は’23年4月から都心部の茗荷谷に移転するため、変化に注目が集まる。
最も「コスパが悪い私大」は国際基督教大学(ICU)となった。収入は高いものの、入試の難易度が旧帝大なみに高く、学費も年約145万円と高額であることが影響した(私立文系なら100万~120万円が相場)。
「学費が高いのは少人数制で学ぶからです。20人ほどのセクション(クラス)で英語を学ぶのですが、一番英語が苦手な人は週11コマも英語の授業を受けることになります」(前出・オバタ氏)
一方、関西の「関関同立」と呼ばれる私大は、入試難易度が低いためコスパが良い傾向がある。「入って損をしない私大」トップも、兵庫県の関西学院大学だった。
MARCHより入学しやすいうえに、就職や年収も悪くない。関西財界の有力者の子女が関学に通う伝統があり、財界のエリートが後輩を引っ張り上げることで、就職の強さが保たれている。
京都府にある同志社(14位)もコスパが良い。学費は早慶よりも安く済む。それでいて、京大や立命館よりモテることも多く、就職やビジネス面でも関西ではトップクラスの地位にある。トータルバランスが良い大学だといえるだろう。
偏差値だけでなく、大学ごとの強みや弱み、そしてその後の人生を知っておく。それが大学選びに失敗しないコツだ。
「週刊現代」2023年1月28日号より
※全文は出典先で
週刊現代 2023.01.26
https://gendai.media/articles/-/105042
引用元: ・【ICU】入ると損する「私立大学」ランキング コスパ最悪だった「意外な名門大学」の実名 偏差値だけでは測れない [七波羅探題★]
仕事は仕事が出来るか別
ちょっと何言ってるか分かんない。
福本弁護士(東大卒)
勅使河原(京大卒)
みんな文系
文系全部有害
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