読者の皆さんもご存じのとおり、韓国は酷寒に見舞われました。電気自動車は寒さに弱く、バッテリーの持ちが悪くなります。帰省ラッシュで渋滞の上、充電器の順番待ちともなれば、発狂しそうになっても無理はありません。
「なんという不便な乗り物なのだ」と多くの電気自動車を持つ人が気付いたようで、韓国メディア『毎日経済』に傑作な記事が出ています。一部を以下に引用してみます。
(前略)
ここに破格的な電気自動車補助金まで加え、販売も急増した。充電インフラは電気自動車の成長に追いつかなかった。
充電は悩みを超えて苦痛になった。
居住空間、休憩所などに充電システムが構築されているが、現在ではあまりなく足りない状態だ。
充電するのを待って無駄にする時間も多い。
5分以内に見つけることができ、5分以内に油を入れることができるガソリンスタンドに慣れたドライバーにとって充電は「戦争」だ。
駐車問題で感情が激しく高ぶり、人まで殺す「駐車殺人」のように「充電殺人」が発生する可能性もあるという懸念が出るほどだ。
(後略)
⇒参照・引用元:『毎日経済』 https://www.mk.co.kr/news/business/10614802
ガソリンエンジン車に慣れたドライバーにとって、充電は戦争であり、「充電殺人」まで起きるのではないか――と書いています。このようにドライバーが発狂しそうになっているのは、あまりにも充電ポイントがなさすぎるからです。
そのなさっぷりを同記事から引用してみます。
(前略)
20日、シン・サンジョン『正義党』国会議員室によると、全国高速道路の休憩所207カ所に設置された充電器は873台に過ぎない。
休憩所あたりの充電器は1カ所当たり、平均4台設置されただけだ。
(中略)
充電器の状態も問題だ。
故障したまま放置されていたり、修理中で使用できない充電器が多い。
充電器に書かれた電話番号に連絡をしても通話できないことも多い。
(後略)
⇒参照・引用元:『毎日経済』 https://www.mk.co.kr/news/business/10614802
高速道路の休憩所1カ所につき、平均たったの4台しかないというのです。しかも、故障していたり、使用できない充電器が少なくない、とのこと。
韓国は自分で「電気自動車強国」などと誇っていたのではなかったのでしょうか。
このような惨憺たる有り様ですので、次のようなことが起こります。
(前略)
電気自動車を利用するシム・サンジョン議員は「高速道路上で他の電気自動車に出くわすと先に到着するためのレースまで繰り広げられるという」とし、「高速道路では『電気自動車を捨てたい』と言われるほど」と指摘した。
(後略)
⇒参照・引用元:『毎日経済』 https://www.mk.co.kr/news/business/10614802
他の電気自動車を見かけると、先に充電器に着くためにレースになるそうです。こういうのを悲喜劇というのでしょうね。
――で、嘆くわけです「ああ、オレはなんで電気自動車なんか買っちゃったんだろう!」と。さすが電気自動車強国としかいえません。
(吉田ハンチング@dcp) 2023.01.27
https://money1.jp/archives/98494
引用元: ・【Money1】韓国「充電は戦争だ!」の傑作な事態。EV強国の惨憺たる現状。[1/27] [仮面ウニダー★]
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