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<p>冬物衣類は臭いがつきやすい? 服についた臭いを取る裏ワザ</p><p><服の臭いを取る方法> とくに冬物衣類は、臭いの原因物質の粒子が付着しやすいとか。 ▼臭いを取るには? ・ドライヤー(冷風)で応急処置 ・水蒸気を活用(スチームアイロン、濡れタオルを乗せてアイロンがけ、入浴直後の浴室に1時間ほど吊るす)</p><p>とくに冬物衣類は保温のために織りが細かく、繊維自体の総量も増えるため、臭いの原因物質の粒子が付着しやすくなります。服についた臭いを取る方法を、詳しく伺ってみました。</p><p>「洗濯する機会が少なくなりがちな素材に臭いがついた場合は、スチームアイロンの蒸気をかけてから、陰干しで乾燥させるという方法があります。スチームアイロンによって発生した蒸気が衣類の繊維に入り込んで、その蒸発によって臭い粒子も一緒に衣類の外へ放出してくれるからです」(鈴木代表) スチームアイロンを持っていない場合は何か方法はありますか。 「スチーム機能のないアイロンでも、濡れたタオルを衣類の上に乗せてアイロンがけをすると、タオルからの湿気が臭い粒子を放出させてくれます。アイロンもなければ、霧吹きを使って軽く衣類全体に吹きかけたあと、陰干しをしてもほぼ同様の除去効果が得られます」(鈴木代表) 入浴直後の浴室も効果的? 「入浴した直後、湯気が立ち込めた状態の自宅の風呂場やホテルのバスルームに、臭いがついてしまった洋服を1時間ほど吊るしておくと、臭いが軽減します。浴室内の水蒸気によって服に染み付いた臭い粒子が放出されるのです。このときに換気扇をつけておくようにしてください。水分と一緒に放出された臭い粒子も飛んでいきます。 ただし、湿った衣類を十分に乾燥させないままクローゼットなどに収めることは、カビや虫食いの原因になりますので、避けてください。浴室に1時間ほど衣類を吊るした後は、しっかり乾燥したことを確認してから収納するようにしてください。 臭いが気になるときには消臭剤を使うのも一つの方法ですが、こういった消臭剤はあくまで一時的なもので、臭いの元となる物質そのものを取り去ることができない場合もあるので、注意が必要です」(鈴木代表) これらの対処法や自宅での洗濯だけで、食べ物などの臭い粒子が完全に除去できるわけではありませんが、少しでも臭いを軽減するためにも、すみやかに対処するとよいそうです。</p>