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NVIDIAでは2023年上半期にAda Lovelaceアーキテクチャを搭載するアッパーミドルレンジグラフィックスカードのGeForce RTX 4060 Tiを発売予定ですが、今回このRTX 4060 Tiの消費電力に関する情報が出現しました。

GeForce RTX 4060 Tiの消費電力は160Wに。RTX 3060 Tiよりも40W低減し、RTX 3060並みに。

NVIDIAでは2023年上半期までを目処にアッパーミドルレンジ向けにGeForce RTX 4060 Tiの投入を計画しています。

このRTX 4060 Tiについてはグラフィックスカード系のリークで定評のあるKopite7kimi氏によってGPU側はCUDAコアは4352基、RTコアが34基、Tensorコアが136基、VRAMについては18Gbpsで動作するGDDR6を8GB搭載して登場すると言われていましたが、今回新しく消費電力に関するリーク情報が出現しました。

Kopite7kimi氏によるとGeForce RTX 4060 Tiについて仕様がアップデートされた様で、過去にリークされた220Wから160Wに大幅削減されるとのことです。

この160Wと言う消費電力は現行のGeForce RTX 3060 Tiの200Wから40W減っており、ミドルレンジモデルのRTX 3060の170Wも下回る消費電力になっています。

GPUモデル GeForce RTX 4060 Ti GeForce RTX 3060 Ti GeForce RTX 3060
搭載GPU AD106 GA104 GA106
CUDAコア 4352 4864 3584
消費電力 160W 200W 170W

RTX 4060 Tiについてはコア数がRTX 3060 Tiから1割減っていたり、メモリーバス幅が128-bit、帯域幅は288GB/sとRTX 3060 Tiの半分程度になるなど大幅なスペックダウンも予定されているため、現行のRTX 3060 Tiの様に性能重視の仕様からワットパフォーマンスの最大化を目指す仕様となる可能性があります。

このRTX 4060 Tiに搭載されるAD106 GPUについては2023年2月から発売が開始されるゲーミングノートPC向けのRTX 4060などで搭載されており、GPU自体は既に完成していると言えます。ただ、NVIDIAとしては現行のRTX 3060やRTX 3060 Tiの在庫を多く抱えており、これらの在庫調整が終わる2023年4月から6月頃に発売が開始されると見られています。

 

RTX 4060 TiについてはRTX 3060 Tiよりもコア数やバス幅が減るなどスペックダウンが目立つ仕様となっていましたが、消費電力も低いということで実質的にRTX 3060の後継モデルと言えるような立ち位置でNVIDIAは販売を考えていると言えそうです。

こうなると価格が気になるところですが、おそらくRTX 4080やRTX 4070 Tiのように性能面に対して価格はワンランク上げての販売になる可能性が高いと個人的には思いますので、正直このRTX 4000シリーズのミドルレンジはあまり期待できないですね・・・


すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。

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