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立ち合いで左を差して一気に前に出たものの、正代の出足には体重163キロの重みがない。つま先立ちで相手よりまわし1枚分も腰が高く、腹から前に出ていったからだろう。「地に足がついていない」というのはまさにこのことで、土俵際で若元春に難なく残されたのも無理はない。そこから軽々と体を入れ替え…