![](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12003721/cropped-a44b0b040fd4e98fa800de822301343a.jpg?w=990&ssl=1)
新公道最速伝説『MFゴースト』の世界観を、リアルワールドで再現するヤングマガジンのスペシャル・プロジェクト「MFGコンセプト」が5年目に突入!!
作中の公道レース「MFG」に参戦できる86チューニング作りを目標とし、昨年と同じく、86シリーズをこよなく愛するMAX織戸こと、レーシングドライバーの織戸学選手をプロジェクト・アドバイザーに招聘。プロジェクト・パートナーとしてST、小倉クラッチ、カキモトレーシング、サード、フックス、ブリッド、プロジェクト・ミュー、横浜ゴム、レイズの9社が参加した。カスタマイズの相談はGRガレージで受け付ける、という座組はこれまで同様だ。
採用パーツのアップデートや、新たなパーツの投入を検討することで、素性の良いGR86のバランスを崩すことなく、そのポテンシャルを引き出すベストなチューニングメニュー(※)が完成。
「GR86MFGコンセプト2023」には、中低速の公道走行からサーキットでのスポーツ走行まで、軽快なFRスポーツを操る楽しさが満ち溢れている。
(※)『MFゴースト』自体が近未来のストーリーのため、作中の「86」と「86MFGコンセプト2023」が同じアフターパーツを使用しているとは限らない。作品の世界観にインスパイヤされたチューニングをメニュー化している。
■「抜群な一台に仕上がりました」プロジェクトアドバイザー 織戸学氏
「GR86をベース車両にしたMFGコンセプトの第2 弾となるのが、『GR86 MFGコンセプト2023』です。定番とも言える強化クラッチや高性能鍛造ホイール、信頼性の高いエンジンオイル、そして私のシグネチャーモデルであるサスペンションは前回モデルからの継続です。シートはセミバケットタイプからフルバケットシートタイプへ、ブレーキは耐フェード性を高めたパッドへとスイッチしました。私が初期から開発に携わったタイヤAD09は、MFGのレギュレーション(※)を考慮し、幅を10mmのみサイズアップ。GR86らしい軽快なフットワークをキープしつつ、戦闘力を高めました。新たに導入したパーツは、吹け上がりの良さとパワーアップを実感できるマフラーと、走行安定性を高めるGTウイングです。懐の深い乗り心地を提供する足回りのセットは剛性感と路面追従性を両立し、キレのあるシフトワークや繊細なブレーキタッチなど、操作性も抜群な一台に仕上がりました。」
※重いクルマほどファットなタイヤを履けるという「グリップウエイトレシオの均一化」がMFG唯一のレギュレーション
「走りも見た目も、よりコンペティティブな方向に進化させていますが、入手困難な特殊パーツは一切使用せず、全国のGRガレージで手に入れられるパーツだけでメニューを組んでいます。気になるパーツを一つ一つ取り付けて、その効果を、ステップ・バイ・ステップで味わっていくのもオススメです。」
プロジェクトの最新情報は「MFGコンセプト」公式Facebookページをチェック!
『MFゴースト』とは?
西暦202X 年。クルマの自動運転が普及した日本。そんな時代に、ガソリンエンジンの自動車による公道レースMFG が開催され、世界中で人気を集めていた。イギリスのレーシングスクールを卒業した片桐夏向(カナタ・リヴィントン)は、帰国後すぐに「86GT」を駆ってMFG に参戦し、凄まじいドライビングテクニックを見せつけ、レース毎に躍進していく。5500 万部突破の『頭文字D』作者・しげの秀一が描く新公道最速伝説。
■選び抜かれたパーツで組み上げたMFGで勝てるGR86最適チューニング
5年目を迎えたヤングマガジンの大好評プロジェクト「MFGコンセプト」ではGR86をベース車両としたチューニングメニュー開発の第2弾を実施。新規パーツ投入や既存パーツのアップデートで、戦闘力は確実に高まっている!
■カキモトレーシング Class KR GRバンパー(ガーニッシュ)装着車用
![体感できるパフォーマンスアップ、美しいサウンド、そして迫力のルックスと、エキゾーストチューンの醍醐味がすべて揃った4 本出しマフラー。厳しい新規制をクリアした、安心の事前認証制度(性能等確認済表示)品だ。価格264,000円(税込)問カキモトレーシング電話072-265-8411](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12001417/02ef842beb5a60a47af46196246d6805-600x339.jpg?resize=600%2C339&ssl=1)
■SARD Racing LSR WING for GR86
![GR86のボディ形状に合わせて設計された専用GTウイング。ルーフから流れる走行風をダウンフォースに変換し、サイドに流れる空気の整流効果で走行安定性を高めてくれる。ウイング角度は、走るステージに合わせて無段階で調整可能。価格151,800円(税込)問サード電話0565-53-1166](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12001508/2ea2d6fa96b2d1509abfcdeaa327db47-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
■RAYS VOLK RACING TE37 SAGA S-plus
![高性能スポーツカーやハイグリップ化が進むタイヤに完全対応するべく、高剛性を極めた鍛造ホイール。TE37シリーズは常に時代の先端を突き進む。価格101,200円(18×8.0J インセット45、オプションカラー・ダイヤモンドブラック、1 本/税込)問レイズユーザーダイヤル電話 06-6787-0019](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12001548/9dcd7d2ee60ce3c0a34d40ef5ef8cf1b-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
■BRIDE ZIEG IV
![強い横G に負けないホールド性能で、正確なドライビングを実現できるフルバケットシート。猫背ラインのバックレスト形状で、ドライバーをより深く、より優しく包み込んでくれる。長時間運転時の快適性も抜群だ。価格137,500円(FRP 製シルバーシェル/税込)問ブリッド電話052-689-2611](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12001728/ce7a0ffda8f90b9c2522e132109fd1ed-512x600.jpg?resize=514%2C602&ssl=1)
■FUCHS TITAN GT1 FLEX 5 SAE 0W-20
![欧州モータースポーツシーンで名高いフックス。フラッグシップラインのTITAN GT1は、独自のXTLテクノロジー採用。FLEX 5 SAE 0W-20 は低粘度にもかかわらず、極限状態での高い潤滑性と耐久性を実現している。価格4,180円(1Lボトル/税込)問 阿部商会 電話0800-100-4182](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12001820/d233e32071b4607560f8bbaee2224936-558x600.jpg?resize=558%2C600&ssl=1)
■Project μ ブレーキキャリパーキット(左)FORGED STREET CALIPER 4Pistons × 2Pads FS4M (フロント用、カスタマイズド付属ブレーキパッド: HC+ R3)/ブレーキキャリパーキット(右)FORGED SPORTS CALIPER 2Pistons REAR FS2A (リア用、カスタマイズド付属ブレーキパッド: HC+ R3)
![耐フェード性に優れた鍛造キャリパーは、MFG が開催されるタフなコースでこそ、その威力を発揮する。付属パッドとして、耐フェード性を向上させたHC+ R3を新たに投入した。価格294,800円(FS4M/税込)・価格 283,800円(FS2A/税込)問プロジェクト・ミュー 電話0120-443-688](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12002220/d7a804729cb66543bdaf626d2827f6ab-600x350.jpg?resize=600%2C350&ssl=1)
■OGURA CLUTCH ORC 400 Light CLUTCH
![エンジンパワーを無駄なく伝達し、素早くキレのあるシフトチェンジを実現する強化クラッチ。ORC 400 LightCLUTCH は半クラッチ領域での操作性に優れ、扱いやすく、一般道でも乗りやすい。価格113,300円(ダンパー付デスクタイプ/税込) 問PIT ORC電話0270-62-0050](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12002313/410c9f9683028b1465f74e729853fe11-600x531.jpg?resize=600%2C531&ssl=1)
■ST XTA plus 3 MAX ORIDO Edition
![伸び側は16 段階、縮み側は低速24 段階・高速24 段階で減衰力調整ができ、しなやかかつ力強い走りを堪能できる3WAY サスペンションキット。プロジェクト・アドバイザー織戸学シグネチャーモデルを選択。価格624,800円(税込)問KW AUTOMOTIVE JAPAN 電話075-771-7351/130R YOKOHAMA電話 045-595-9728](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12002430/d064c1bb020b8e808e2d58ef73880741-557x600.jpg?resize=557%2C600&ssl=1)
■YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09
![“一番速く、一番楽しい”を標榜する「ADVAN NEOVA」シリーズのAD09 は、横浜ゴム史上最高レベルのケーシング剛性を誇る。ドライグリップ、コントロール性、そして耐摩擦性能にすぐれ、スポーツ走行も難なくこなす。オープンプライス問横浜ゴム タイヤお客さま相談窓口0120-667-520 ※タイヤサイズは、前回メニューから幅をわずか10mmだけ太くした225/40R18を採用し、限界性能を上げつつもバランスをキープ](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12002520/40739c1aad6351b28f58dad9a5cb5254-479x600.jpg?resize=479%2C600&ssl=1)
■GR Garage 全国のGRガレージでカスタマイズが再現できる!
![「GR86MFG コンセプト2023」のプロジェクト・パートナーであるGR Garage では、パーツ単位のカスタマイズを受け付けてくれる。ブレーキキャリパー特別セットはGR Garage だけの限定発売なので、気になったら、近くのお店のGR コンサルタントに相談しよう(デモカーへのパーツ取り付けは、GR Garage MASTER ONE 東名川崎で行われた/※各種パーツの装着は、各GR Garage の判断によります)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12002653/688d0c0663ef903bb516b65f4e952da1-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
■ドライバーを大きく包み込むディープホールド、レース由来の設計思想がマシンとの一体感を増強する/BRIDE ZIEG IV
公道最速レース「MFG」では、ミリ単位のマシンコントロールでサイド・バイ・サイドの波状攻撃バトルを繰り返す。刻々と変化する縦・横のGの影響を受けることなく、クレバーな操作に徹するために欠かせないのが、シートの強度とホールド力だ。
![肩甲骨をしっかりサポートするバックレスト上部だが、下にかけては肘との干渉を避けるため大きくえぐられたデザインとなる。座部の形状を見直し、ブレーキング時に身体が前方に潜り込む「サブマリン現象」を防ぐ構造となっている。もちろん他のブリッドのラインアップ同様、FIA 公認モデルだ](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12003148/6d7385a78f7e8f823a0b4f76d5a0b6cc-400x600.jpg?resize=400%2C600&ssl=1)
ブリッドにおけるフルバケットシートの主力モデルの一つである「ZIEG」(ジーグ)シリーズ。ZIEGⅣは、ローポジションとディープホールドを極めた最新モデルだ。シェルの設計にはモータースポーツシーンからのフィードバックが活かされている。
ショルダー部の張り出しが大きくデザインされ、見るからにドライバーを包み込んでくれそうな形状が特徴。卵形にラウンドしたバックシェルは人間工学的見地に基づいたデザインで、脊柱の湾曲にフィットするカーブがこれまでにないホールド性をもたらしてくれる。後傾ポジションによりアイポイントも低くなるためマシンとの一体感をより一層、感じることができる。
![装着後に着座した織戸選手もZIEG IVショルダー部のサポートを絶賛。ドライバーによって好みが異なるのがシートポジション。ボルトオンというわけにはいかないシートの取り付けは、高いスキルを持ったGR ガレージが頼れる存在だ](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12003247/c00a159890c7b9c03b76f0e8579761ec-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
マテリアルでは補強材の配置の最適化により、捻れ方向・曲げ方向ともに剛性を上げつつ重量増を抑えている。またシートとレールの一体開発体制が生むブリッド独自の「ローマックスシステム」採用。ステアリングセンターとシートのセンターを正しい位置関係とすることで、良好な操作性を獲得している。
メイド・イン・ジャパンにこだわり続けるブリッド。ZIEGⅣは、まさに職人のこだわりの結晶だ。
■過酷な耐久レースでも高い保護性能を実証! GR86本来のエンジン性能を、護りながら解き放つ/FUCHS TITAN GT1 FLEX 5 SAE 0W-20
エンジンが常に高負荷にさらされる「MFG」の高速サーキットラウンド。スプリントレースならばまだしも、エンジンをただ酷使するだけでは重篤なトラブルを引き起こす。ここでも高度なマネジメントが必要なのだ。
![低粘度エンジンオイルの効能のひとつに燃費性能の向上がある。「TITAN GT1 FLEX 5 SAE 0W-20」は社内テストでは最大3.6%の省燃費を達成した優等生だ。5ℓボトルのメーカー希望小売価格20,350 円(税込)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12003921/d361efc32591c35d6541cac8146742c9-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
フックスは、ドイツを本拠とする総合オイルメーカー。欧州自動車メーカー純正採用の実績も豊富で、現地のモータースポーツでも高いシェアを誇る由緒正しきブランドだ。
「TITAN(タイタン) GT1 FLEX 5 SAE 0W-20」は、低フリクションに寄与する0W‐20という番手でありながら、独自の最新技術XTLテクノロジーベースオイルを採用し、厳しい条件下でも油膜をしっかりと保持し、金属同士の摩擦からくるダメージを最小限に留めてくれる。
![「TITAN GT1 FLEX 5 SAE0W-20」は、従来のフックスエンジンオイルと混和性はあるよう設計されているが、所定の性能を発揮するためには混合は避け全量を交換したい。GR ガレージでの作業なら安心かつ的確だ](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12004111/c0afe86f2a60b37c566e8c10ce41274b-469x600.jpg?resize=469%2C600&ssl=1)
スーパー耐久シリーズ2022において最も長丁場である第5戦もてぎ大会。暑さのまだ残る9月に120周・5時間を戦い抜くというマシンの真価が問われるラウンドだ。そのレースにおいて、フックスがサポートするシェイドレーシングGR86は、常勝マシンを抑え込みST- 4クラス優勝を遂げた。耐久レースならではの高い温度域での性能保持にも秀でることが実証された。
スポーツ走行時のみならず、冬期などでのコールドスタート性能、省燃費性能、オイル消費量低減なども実現している。時代にミートした条件をクリアするパフォーマンスを備えるのがフックスの「TITAN GT1 FLEX 5 SAE 0W-20」エンジンオイルなのだ。
![2018年よりフックスのサポートを受けスーパー耐久を戦う#884 林テレンプSHADERACING GR86。ちなみにMFGに登場する諸星瀬名の駆るGR スープラのカーナンバーは「#885」。チームメンバーの林テレンプSHADE RACING トヨタGR スープラGT4と偶然にも同じなのだ](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12004339/669d41604e4a2713dc22a6d8ea44cf83-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
■その気にさせる重低音からの乾いたサウンド! パワー・トルク向上も体感できる美しいエキゾースト/KAKIMOTO RACING Class KR
アクセルペダルと右足が一体化したかのような、踏めば呼応するレスポンスとともにドライバーの耳に届く心地いい排気音。これぞマフラーチューニングの醍醐味だ。他に類を見ない保安基準適合マフラーのラインナップを誇るカキモトレーシング。出自はエンジンチューナーであり、トータルで速さを追求する中でより効率的なエキゾーストシステムを自社開発したことが現在の礎となっている専門メーカーである。
![カキモトレーシングで上位に位置するシリーズ「Class KR」から、4本出しテールのGR バンパー(ガーニッシュ)装着車用をチョイス。「柿本改」と漢字でグレービングされたテールエンドが存在感を高めている。メーカー希望小売価格264,000 円(税込)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12004700/02ef842beb5a60a47af46196246d68051-600x339.jpg?resize=600%2C339&ssl=1)
開発にあたってはパワーチェックをはじめとした数値を目標とする試験のほか、テストドライバーの五感に響く官能面のテストも併せて行われている。ノーマルの出力をかならず上回ることを開発の目標とし、さらにごきげんなサウンドを実現した製品だけがユーザーの元へと届けられているのだ。
「Class KR」GRバンパー(ガーニッシュ)装着車用は、センターパイプ以降を交換するフルマフラータイプ。「柿本改」のグレービングも誇らしい4本出しテールエンドは、チタンフェイスの焼き色加工とともに、GR 86のリアビューへ唯一無二の迫力を加えている。
性能面については社内テストにおいてノーマル比で約5psのパワーアップを記録。サウンドの質は日常使いでも不安のないジェントルな重低音としている。各所に施されたグラム単位の軽量化策は、マフラーの匠ならではだ。
ルックス、サウンド、パワーの三拍子が揃うエキゾーストを用意しているのがカキモトレーシングなのだ。
![「GR マフラーガーニッシュにフィットさせつつパイプ径もノーマルのφ85mm からφ96mmへと拡大し、チタンフェイスが醸し出す迫力のリアビューとしています。サウンドも、聞き応えのある重低音にチューニングしました」(カキモトレーシング広報 大西規夫さん)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12004901/740060c4f5b8b563c6184449a01f4aa6-600x583.jpg?resize=584%2C567&ssl=1)
■強化クラッチでキレのある素早いシフト操作を! ストリートからサーキットまで扱いやすい定番モデル/小倉クラッチ ORC 400 Light CLUTCH
欧州プレミアムスポーツカーとも互角以上に戦う夏向。そのライバルのほとんどが2ペダルだ。第4戦では先行車両のスピンに巻き込まれてしまうが、電光石火のアクセルターンで緊急回避しダメージを最小限にとどめた。これはマニュアルトランスミッションの86でなければ実現できなかったことだ。
![クラッチディスクを軽くすることで慣性モーメントを低減。シフトチェンジの際のシンクロギアの同期時間を短くなることが気持ちのいいシフト操作につながっている。ORC400 Light CLUTCH メーカー希望小売価格 113,300 円(ダンパー付き/税込)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12005059/484e4b280b466d4687f825fcccfd1870-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
そんなキレのあるシフト操作を支えてくれるのが強化クラッチという存在だ。小倉クラッチ「ORC 400 Light CLUTCH」は、スポーツドライビング入門者からエキスパートまで幅広いユーザーをカバーする定番モデル。その名が示す通り、軽量タイプの有機系摩擦材のクラッチディスクを採用しクラッチカバーをアルミ削り出しとするなど重量減にこだわった。よって達成したのが純正比で約4㎏という軽量化。そこから導き出されるのが軽快なシフトフィールだ。軽量フライホールで、吹け上がりも気持ちいい。
踏力こそわずかに重めとなるが、それは踏みごたえと解釈できる。そして何よりつながりが明確なクラッチの操作感こそが強化クラッチの醍醐味だ。もし特有の歯打ち音が気になるなら、ダンパー付きを選んでおくのが正解だ。
創業84年目。自動車用だけでなくOA機器、医療機械、産業機械など、多種多様の製品に使われるクラッチを手がけるのが小倉クラッチ。クラッチは組み込まれてしまうと、直接目にすることはないが、製品の良し悪しを左右する縁の下の力持ち的存在。日本が誇るブランドとともにドライビングを楽しみたい。
![「吹け上がりも俊敏になり、シフト操作も軽快に。GR86 の走りを格段にバージョンアップして<br data-recalc-dims=](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12005240/9f4cb2be7352fa98e245aecdd8a9bdaf-600x541.jpg?resize=600%2C541&ssl=1)
くれるのが強化クラッチという存在です」(小倉クラッチ 自動車技術部・髙田高志さん)
■速く走るためのブレーキのすべてをバランス良く!! GR86にベストマッチする高性能ブレーキキャリパーキット/Project μ FORGED SPORTS CALIPER
ストッピングパワーの強化だけに留まらず、繊細なタッチによるコントロール性能までも手に入れられるプロジェクト・ミューのブレーキキャリパーキット。
![4ポットでありながらスリム形状のアルミ鍛造2ピースキャリパー。純正18 インチホイールにも装着可能だ。FORGED STREET CALIPER4Pistons x 2Pads FS4M メーカー希望小売価格 294,800 円(カスタマイズド付属ブレーキパッド:HC+ R3 /税込)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12005645/5bba86a3684548ee6b72cac0349110bf-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
今期も継続採用したのは、フロント用「FORGED STREET CALIPER 4Pistons×2Pads FS4M」と、リア用「FORGED SPORTS CALIPER 2Pistons REAR FS2A」のコンビネーション。ロングセラーでありながら現在でも第一線の性能を誇っている。アルミ鍛造2ピース構造のキャリパーの性能は純正の鋳鉄片押しキャリパーの比ではない。安定した効きと剛性感あるペダルタッチ、そして繊細なコントローラブル性能という、速く走るためにブレーキに求められるすべての性能がバランス良く増強されている。
ローターの径・厚みともに純正比より拡大するため、放熱性も格段に向上。フェードへのマージンを多く確保している。GR86の車格に合わせた大きすぎないサイズ感が走行性能重視を物語る。
![リア用のFORGED SPORTS CALIPER 2Pistons REAR FS2Aは86&BRZ 専用設計。メーカー希望小売価格 283,800 円(カスタマイズド付属ブレーキパッド:HC+ R3 /税込)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12005748/f9a289e39da41e477580205beade86ce-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
合わせるパッドは、歴代MFGコンセプトが採用してきた「HC-CS」より、 さらにレーシング領域に重きを置いた「HC+ R3」へとアップデート。耐フェード性を格段に向上しつつ、特に初期において踏んだ分だけリニアに効く摩擦材が与えられている。
「伝説のダウンヒラー」藤原拓海からテクニックを注入された夏向は、ライバル相手にブレーキングで勝負をかける。86を完全に支配下におくためにも、破綻なきブレーキバランスは必要条件なのだ。
![「サーキットランだからといってガツンとした唐突な効き方のパッドだと、VSC やABS の嫌な介入が起こります。HC+ R3 は、初期を自然なタッチとしているので、不自然な介入が防げます」(プロジェクト・ミュー 経営企画室・森一与利さん)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12005829/2c368505842a8a7ce2183a2fd624bacf-600x561.jpg?resize=600%2C561&ssl=1)
■圧倒的な剛性・強度で高性能化するクルマとタイヤに完全対応! レース由来の鍛造ホイール「TE37」は進化を止めない/RAYS VOLK RACING TE37 SAGA S-plus
1周の距離が長く、4つのタイヤを総動員したドッグファイトが繰り広げられる「MFG」では、タイヤマネジメントが結果を大きく左右する。そのタイヤの性能を引き出す役割を担うのがサスペンションとホイールであり、特に調整の効かないホイールは、慎重すぎるほど、慎重になって選びたい。
![「GR86MFGコンセプト2023」の足元は、前期から引き続き「TE37 SAGA S-plus」が担う。サイズは18インチx8Jインセット45で、リム幅を純正比0.5Jアップ。トラクションとハンドリング向上に寄与している。今年は、オプションカラーのダイヤモンドブラックを採用した](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12010008/a7f8612b317ed0e0fad89a15b9cc9ae9-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
1996年に登場して以来、たゆまぬ進化を続けているのが、レイズ・ボルクレーシングのコアブランド「TE37」シリーズ。そして、25周年を迎えた2021年に加わったのが「TE37 SAGA S-plus」だ。旗艦モデルだからこその大胆な刷新ポイントは、強度解析など周辺テクノロジーの技術レベル向上と歩みを合わせた格好である。
![市販カラーは、伝統のブロンズ(アルマイト)(BR)と艶感が魅力のダイヤモンドダークガンメタ(MM)。18インチ8Jインセット45サイズの価格は、ブロンズ(アルマイト)(BR)がメーカー希望小売価格 102,300円(1本/税込)、ダイヤモンドダークガンメタ(MM)がメーカー希望小売価格 97,900円(1本/税込)。オプションカラーはMMカラーの3,300円(税込)UP~となっている](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12010310/bb571b6cd734924bad338fe963879c99-600x301.jpg?resize=600%2C301&ssl=1)
応力分散に優れる6本スポークの天面デザインから受ける印象は、紛うことなきTE37のそれだ。スポーク裏面の駄肉処理は、極限までの軽量化を選択した前作SAGAと比べ剛性とのバランスを重んじている。よって強度で15%アップ、剛性で7%アップというさらなる強靱さを手に入れた。さらにJWLやVIAの基準を大きく上回るレイズ独自の強度審査基準「JWL+R SPEC 2」も余裕をもってクリアしている。細部まで徹底した軽量化も施されており、質量増もほんのわずかに抑えている。
スーパー耐久などレーシングシーンで活躍する「TE37 SAGA S-plus」だが、高性能ホイールのもたらす恩恵は、普段乗りでも実感できる。理想のコーナリングを堪能してほしい。
![「ボルクレーシングは走りに特化したブランドであり、その中心に位置するTE37はかなりハードな用途で使用されています。高い入力に耐えうるよう予測設計したモデルがTE37 SAGA S-plus なのです」(レイズ 企画部 部長・河西伸哉さん)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12010518/b71d97a6d63d89861bf1a5d665e822ff-600x570.jpg?resize=600%2C570&ssl=1)
■ネジ式ならではの剛性感と十分なストローク量!! ドライバーを成長させる3WAYサスペンションキット/ST XTA plus 3 MAX ORIDO Edition
同じコースでありながらセクターによって路面状況が大きく異なるのが公道レース「MFG」の特徴だ。勝負どころの路面を想定し、ライバルの出方をも意識した独自のサスペンションセッティングが勝敗を左右する。
そんな刻々と変わる路面へ、高い対応力を発揮するサスペンションのメーカーが「ST」だ。ローダウンを目的とするヴィジュアル志向の車高調と比べ、STは走りを極めたい人へ向けた本格派だ。
![多くの車高調整サスペンションが採用している構造「全長調整式」ではなく「ネジ式」を採用するのがSTの特長。強度が高く減衰やストローク量が対象車種別に最適化されており、汎用品にはないスペシャル感を堪能できる。メインスプリングのほかに備わるヘルパースプリングが路面追従性の高さを物語る。ダウン量はフロント20~50mm/リア25~55mmの範囲で調整可能だ。ST XTA plus 3 MAX ORIDO Edition(メーカー希望小売価格 624,800円/税込)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011241/a6bcbb38ab888d56895decd504582418-600x443.jpg?resize=600%2C443&ssl=1)
ネジ式車高調ならではの高い剛性感をベースに、ストローク量を十分に確保。外乱をいなしながら路面に吸い付くようなフラットライドな足さばきを発揮するのが、STならではの特徴だ。
![減衰の調整機能を伸び側だけに絞った ST XTA MAX ORIDO Edition(メーカー希望小売価格<br data-recalc-dims=](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011436/b347b95695a8cffeebba52ea7dbb615e-479x600.jpg?resize=479%2C600&ssl=1)
ントトップマウントレス仕様のST XA MAX ORIDO Edition(メーカー希望小売価格 261,800円/税込)もラインナップされる” class=”wp-image-579051″ srcset=”https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011436/b347b95695a8cffeebba52ea7dbb615e-479×600.jpg 479w, https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011436/b347b95695a8cffeebba52ea7dbb615e-239×300.jpg 239w, https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011436/b347b95695a8cffeebba52ea7dbb615e-768×962.jpg 768w, https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011436/b347b95695a8cffeebba52ea7dbb615e.jpg 838w” sizes=”(max-width: 479px) 100vw, 479px” width=”479px” height=”600px”/>
349,800 円/税込)も求めやすい価格なので STを初めて使う方にはオススメだ。さらに、フロ
ントトップマウントレス仕様のST XA MAX ORIDO Edition(メーカー希望小売価格 261,800円/税込)もラインナップされる
昨年に続き、織戸学プロジェクト・アドバイザーがセレクトしたのは、STのフラッグシップモデル「XTA plus 3」に自身の名前を冠したスペシャルモデル「XTA plus 3 MAX ORIDO Editon」だ。3WAYの減衰力調整機構を持ち、ダンパーの伸び側/縮み側をそれぞれ調整できるほか、縮み側についてハイスピード/ロースピードを独立して調整できる。ハイ側は路面状況を伝えてくれる領域を受け持ち、ロー側はおもにコンフォート性を司る。覚えてしまえばそう難しく考えることもない。また、ユニボール付きトップマウントで、キャンバー調整もできる。走りのステージに合わせて、細かくセッティング変更することで、知らず知らずと、ドライバー自身の身体センサーも磨かれていく。これが、このモデルだからこそもたらす副産物なのである。
![「兄弟ブランドのKWと同等の品質で、お求めやすい価格帯に設定しているのがSTサスペンションです。ぜひ、自分らしい気持ちいい減衰を探求してください」(KW AUTOMOTIVE JAPAN・天野恭兵さん)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011659/a0c2c74512f870eff3c54c2ed5fe4f10-400x600.jpg?resize=400%2C600&ssl=1)
■ピークグリップだけでなく、日常域でも楽しさ実感! 織戸イズムも息づくハイグリップラジアル/YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09
一発のピークグリップ性能だけを追い求めるのではなく、日常域においてもそのファンな走りと共に過ごせるハイグリップラジアルが横浜ゴムのアドバンネオバAD09だ。開発の初期段階から深く関わった織戸選手の「交差点を曲がっただけでも、その楽しさが伝わってくるようなタイヤを作りたい」という熱き思いが詰まったタイヤである。
![コンパウンド開発指標のひとつに「粘弾性」がある。ドライグリップ性能だけに特化するのではなく、コントロール性、耐摩耗性など初心者にもやさしいファクターも磨き込んだ全方位型スポーツタイヤがAD09なのだ。メーカー希望小売価格:オープンプライス](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011848/cdc4d7e01cae725bfb2235704abf440c-483x600.jpg?resize=483%2C600&ssl=1)
トレッドパターンは歴代ネオバの流れを汲む、履くだけでチューニングカーらしい見栄えに格上げしてくれる顔立ちだ。左右非対称パターンのOUT側はドライグリップを司るリブ&縦溝形状とし、IN側は排水性に特化した太い縦溝をアクセントとしながら左右で異なる狙いをミックスしたトレッドデザインとしている。横浜ゴム史上最高レベルのケーシング剛性が乗り手にもたらしてくれるのは、ラップタイム更新の悦びだけでなく、街乗りでのしなやかなフラットライド性能も含まれる。ハンドリング操作やブレーキングの際、確かなインフォメーションをドライバーにもたらしてくれるのだ。また、『雨に強いヨコハマ』の多分に漏れず、ウェットコンディションでの安心感は、スポーツラジアル随一である。
![「GR86MFGコンセプト2023」では、純正よりわずか10㎜だけ幅広の225/40R18へとタイヤサイズ<br data-recalc-dims=](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12011943/f0d248af72d7e23a275869774948b06d-600x400.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
を変更。限界性能を高めつつも、GR86らしい軽快な運動性をキープしている。外径が大きくなったことでタイヤハウスとの隙間も減り、レーシーなルックスに
『MFゴースト』の作中では、オフィシャルタイヤサプライヤーとして競技用タイヤを供給する2社のうちの一つが横浜ゴム。ここ一発の速さとロングディスタンスで安定して走れる耐摩耗性も兼ね備えたMFG用タイヤのコンセプトは、完全にAD09のコンセプトとオーバーラップしている。
![「AD09発売から1年が経ち、進化したドライグリップだけではなく、誰が乗っても容易に性能を引き出すことのできる間口の広さ、耐摩耗性の高さなどにも好評を頂いています」(横浜ゴム 製品企画1グループ・岡村 錬さん)](https://i0.wp.com/img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/12012039/07c15630e6e352057cbd60f2118b1255-489x600.jpg?resize=489%2C600&ssl=1)
投稿 MFゴーストの世界観で走りを磨け! 「GR86MFGコンセプト2023」今年も登場!!! トヨタGR86の魅力を全方位ランクアップ!! は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。