<p>除雪中の事故 注意すべきポイントは? 日本海側は平年の2倍以上の積雪も(気象予報士 木村 雅洋)</p><p>【除雪中の事故 注意すべきポイントは? 日本海側は平年の2倍以上の積雪も】 北海道から東北の日本海側や新潟県などでは、積雪が平年を上回っている所が多く、場所..</p><p>北海道から東北の日本海側や新潟県などでは、積雪が平年を上回っている所が多く、場所によっては平年の2倍以上となっています。大雪のあとは除雪中の事故が増えるタイミングでもあります。事故防止のためのポイントをまとめました。</p><p>(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。 (2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。 (3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。 このほか1人で行わずに、2人以上で声を掛け合って作業することも重要です。事故が発生した際の救助も、2人以上であれば速やかに行えます。</p>