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◆昔 読初(よみぞめ)は百代過客(はくたいかかく)の行路かな 豊田都峰(とほう) 「百代過客」は永遠の旅人。芭蕉の「奥の細道」に出る言葉だ。行路は道。読み初めに「奥の細道」を選び、自分もまた芭蕉のような永遠の旅人でありたい、と願っている。句集「林の唄」(2016年)から引いた。作者は京…