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1月3日(火)放送の新春スペシャルをもってファイナルを迎える、沢村一樹主演の医療ドラマDOCTORS~最強の名医~

2022年末にクランクアップを迎えた沢村と髙嶋政伸が、『DOCTORS』シリーズで11年間撮影現場をともにしてきた大勢のスタッフ・キャストを前に万感の思いを語った。

◆沢村一樹が男泣き…髙嶋政伸と熱い抱擁

髙嶋と2人そろってのシーンでクランクアップとなった沢村。監督から「チェックOK」と声が上がると、現場からは大きな拍手が。花束を受け取り、11年間ともに作品を作ってきたスタッフ、キャストへの感謝を述べた。

「(ファイナルだということが)まだピンときていない」という沢村だが、前々日くらいから徐々に実感を抱きはじめたそう。

これまで、『DOCTORS』の撮影を終えると、次回の撮影での再会を約束する意味で「またね」と言って現場をあとにしていたのが、「もう“またね”じゃないのかぁと思うと、すごく寂しい気持ちになって…」と声を詰まらせる。「11年間ライフワークの1つだった『DOCTORS』がなくなるのが、まだ信じられない」と正直な思いを吐露した。

「本当に幸せな11年間だったと思う」と、これまで撮影現場をクールにユーモアたっぷりに通してきた沢村の目には光るものが。横で沢村の挨拶を見守っていた髙嶋がそっと歩み寄ると、2人は熱い抱擁を交わし、最後まで絆の強さを見せた。

そして少し遅れて髙嶋がクランクアップ。沢村から渡された花束を手に、時折笑い話も混じえながら11年間を振り返る。

「『DOCTORS』では、いろいろ考え、いろいろ悩んだ」と髙嶋。「この11年間の『DOCTORS』でいただいた、宝石のような財産は今後の私の役者人生に必ず活かしたいと思います」と力強く宣言した。

沢村、髙嶋の口から語られた『DOCTORS』へのさまざまな思い、そして感謝の言葉を静かに聞き入っていたスタッフ。最後には2人に惜しみない拍手がおくられ、11年間にわたる『DOCTORS』の撮影に終わりを告げた。

◆沢村一樹(相良浩介・役)コメント(全文)

クランクアップにあたって何を言おうか考えようと思ったんですけど、まだあんまりピンときてなくて…。一昨日くらいから、「あっ、終わりなんだ」と思いはじめました。

自分のなかで11年間ずっと『DOCTORS』が終わったら、「またね」と言っていたんですけど、もう「またね」じゃないんだなと…。なんだか、「またね」と言ってバイバイしていたのが、もう「またね」じゃないのかぁと思うと、すごく寂しい気持ちになって…。

11年間、ライフワークの1つになっていて、「そろそろ『DOCTORS』だな」と思うと、相良先生を思い出す時間があったりしていたのが、「次はもうないんだよな」というのが、ちょっとまだ信じられない気持ちです。

ただ、この11年間、プロデューサーの皆さんのおかげで、同じスタッフさんを集めていただき、他のレギュラー出演者の方々も言っていましたが、すごく居心地のいい現場でした。

皆さんが作った空気のなかで、僕らは楽しく過ごさせてもらったので、こういう11年を過ごせたのは…すごく…あぁ泣きそうだな…この作品との出会いもそうだし、こうやって同じスタッフさんと11年やれたのは、本当に幸せな11年間だったと思います…。

そして見てくださる視聴者の方が11年間応援してくださったおかげだと思うので、それも感謝しながら、1月3日のオンエア、楽しみにしたいと思います!

1つだけ…もしも『新DOCTORS』が始まったとき、僕がいないというのだけはやめてください(笑)。本当に幸せでした…皆さんのおかけで、本当に幸せな時間でした! ありがとうございました!

◆髙嶋政伸(森山卓・役)コメント(全文)

11年にわたって素晴らしいスタッフキャストの皆さまとご一緒できたこと、本当に幸せだと思っております。

11年で一区切り、ということですけどもあっという間だったという感じがいたします。が、そこから月日が経ち、今は5歳の息子と3月に生まれたばかりの子と、新しい家族ができております。そう考えると11年という時間というのは決して短くなかったなと、そんな気がいたします。

この11年間に本当にいろいろなことを教えていただきまして、いろんなことを悩みましたし、また本当に楽しいことも経験させていただきました。この11年間の『DOCTORS』でいただいた、宝石のような財産は今後の私の役者人生に必ず活かしたいと思いますし、必ず活かすつもりでございます。

本当に楽しかったです! ありがとうございました! そしてまたお会いしましょう(笑)。