毎日新聞 2022/12/25 21:27(最終更新 12/25 21:45)

任期満了に伴う宮崎県知事選は25日午後8時から開票が始まり、前職で元衆院議員、東国原英夫氏(65)と現職の河野俊嗣氏(58)=公明推薦、社民支持=による激戦となった。選挙戦序盤は、主要政党や多くの業界団体が支援する河野氏にリードを許した東国原氏だが、知名度と持ち前のアピール力で追い上げた。
政治や行政の経験はゼロの東国原氏が「そのまんま東」の芸名で出馬し、初当選したのは2007年。官製談合事件に絡み、当時の知事が辞職したことに伴う出直し選挙だった。政治不信が渦巻き、宮崎のイメージダウンも指摘される中で現れたのが、同県都城市出身の東国原氏だった。
特定の政党や団体の支援を受けない「草の根型」の選挙戦では、危機感たっぷりに「どげんかせんといかん(なんとかしないといけない)」と宮崎弁で主張。勝手連的に支援する市民も登場するなど大きなうねりを呼んだ。当選後は高い知名度を生かし、マンゴーや宮崎牛などのトップセールスも推進した。自身が執務する県庁は年間数十万人が殺到する観光名所になるほどブームが起きた。
しかし東国原氏は任期満了が近付く10年9月、1期での退任を表明する。その年に県内で発生した家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」に関する国との対応などを巡り「知事の限界を感じた」と理由を説明した。任期中から国政などへの転身話が尽きなかった知事の退任は「投げ出しだ」と批判を浴びた。
当時の副知事だった河野氏が後任として畜産業の復興などにあたる中で、東国原氏は11年の東京都知事選に出馬し落選。12年衆院選では日本維新の会(当時)の候補として比例近畿ブロックで当選したが1年後に離党・辞職した。テレビコメンテーターなどを経て、再び目指したのが古里の知事だった。
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引用元: ・宮崎知事選は激戦 投げ出し批判、東国原氏がアピール力で猛追 [夏スケボー★]
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