レッドブルは2011年のチャンピオンマシンであるRB7を2月にオーストラリアに送り出す。2月のバサースト12時間レースの週末に、マウント・パノラマでデモランを行う予定だ。このマシンのショーランを誰が行うのかについて、レッドブルはまだ明らかにしていない。
デイビッド・クルサードは古巣のレッドブルのためによくデモランを行っているが、地元のファンは、すぐにも対応できるであろうレッドブルのリザーブドライバーのダニエル・リカルドが、オーストラリアの象徴的なレーストラックでのデモランを託されることを望んでいるに違いない。
「オラクル・レッドブル・レーシングは、現F1世界チャンピオンだ。彼らをイベントに迎えることだけでも光栄だが、レッドブル・レーシングのF1マシンがマウント・パノラマを走るというのは、いっそう素晴らしいことだ」とバサースト12時間のイベントディレクターを務めるシェーン・ルジスは語った。
「12時間レースでは見たことがないようなショーとなり、イベントをまったく新しいレベルに引き上げることになるだろう」
「オーストラリアのF1ファンにとっては、F1マシンを間近で見ることができる2023年の最高のチャンスだ。また、F1マシンがマウント・パノラマを周回するという稀な機会にもなる」
F1マシンがマウント・パノラマを走行するのはこれが初めてではない。2009年のF1世界チャンピオンであるジェンソン・バトンはこのコースで、2011年にマクラーレンのMP4-23で1分48秒8の非公式ラップ記録を出している。
2023年のバサースト12時間は2月3日から5日に開催される。